御殿場市が整備を計画している新しい産婦人科クリニック。新施設の開業は2028年度中を目指しており、それまでの地域の産婦人科診療をどう維持するかも重要な課題となっています。
共立産婦人科医院は2026年8月31日付のお知らせで、2027年3月末に現在の医院を閉院し、同年4月以降は新たな法人が診療を引き継ぎ、新施設の開設まで現在の場所で診療を継続する予定と発表しました。
2027年4月以降は現在の場所で診療継続を予定
共立産婦人科医院の発表によると、2027年4月以降は新たな法人が診療を引き継ぎ、現在の場所で診療を継続する予定です。同院は、現在のスタッフでこれまでどおりの診療を受けられると説明しています。
ただし、診療継続の予定と、引き継ぎ後の運営体制や診療内容の詳細は区別して確認する必要があります。
御殿場市は開業までの診療体制を協議中
御殿場市が2026年10月13日に公表した基本構想案へのパブリックコメント結果では、2027年4月1日から新施設の開業までの診療体制について、関係各所と協議を進めていると回答しています。市は、決定次第、情報提供するとしています。
医院側は診療継続の予定を発表している一方、市の回答では関係機関との協議が続いています。今後は、運営体制や診療内容などについて、市からどのような説明があるかが注目されます。
今後確認したい診療内容と受け入れ体制
地域の妊婦や出産を予定している人にとって、重要なのは診療を継続する場所だけではありません。妊婦健診や分娩の受け入れ、診療の対象、緊急時の対応など、具体的な診療内容も重要な情報です。
これらについては、医院側や御殿場市から公表される正式な情報を確認する必要があります。現時点で、診療継続の予定だけをもって、すべての診療内容や受け入れ条件が確定したと判断することはできません。
新施設は2028年度中の開設を目指す
御殿場市が公表した基本構想案では、新施設を川島田地内の湯沢平公園付近にある市有地に整備する計画です。正常分娩、予定帝王切開、妊産婦健診、婦人科診療、一般不妊治療などの機能を想定しています。
新施設は、施設完成後に医療スタッフなどの体制が整い次第、診療を開始する計画です。具体的な開業日は示されていません。
地域の産婦人科医療を切れ目なくつなぐために
新施設の建設と並行して重要になるのが、開業までの診療継続と、新しい運営体制への円滑な引き継ぎです。御殿場市と小山町の住民にとって、地域で安心して妊娠・出産できる環境を維持できるかは大きな関心事です。
共立産婦人科医院は新施設の開設まで現在の場所で診療を継続する予定と発表しており、御殿場市は関係機関と協議中としています。今後の運営体制や診療内容について、正式な情報の公表が注目されます。




