御殿場市の人口はどう変わった?
御殿場市の人口は、長期的に減少傾向にあります。
今回は、御殿場市が公表している人口統計をもとに、2017年から2026年までの人口推移と、日本人・外国人の人口、さらに年齢別人口の変化を見てみます。
2017年から2026年まで、御殿場市の人口はどう変わった?
4月末時点の人口を見ると、2017年の89,138人から2026年には82,863人となっています。
- 2017年:89,138人
- 2018年:88,806人
- 2019年:88,535人
- 2020年:88,028人
- 2021年:87,223人
- 2022年:85,972人
- 2023年:84,560人
- 2024年:83,735人
- 2025年:83,133人
- 2026年:82,863人
2017年4月末から2026年4月末までの9年間で、6,275人、約7.0%減少しています。
減っているのは日本人。外国人人口は増えている
人口の内訳を見ると、変化はさらに分かりやすくなります。
- 2017年:日本人87,220人、外国人1,918人
- 2018年:日本人86,740人、外国人2,066人
- 2019年:日本人86,255人、外国人2,280人
- 2020年:日本人85,545人、外国人2,483人
- 2021年:日本人84,851人、外国人2,372人
- 2022年:日本人83,732人、外国人2,240人
- 2023年:日本人82,159人、外国人2,401人
- 2024年:日本人80,993人、外国人2,742人
- 2025年:日本人80,073人、外国人3,060人
- 2026年:日本人79,405人、外国人3,458人
2017年から2026年までに、日本人は7,815人減少しています。一方、外国人は1,540人増加しました。
2026年4月末では、外国人が3,458人。人口全体に占める割合は約4.2%となっています。2017年の約2.2%と比べると、外国人の割合はほぼ2倍になっています。
御殿場市が掲げる「これからの人口」は?
御殿場市では、人口減少を前提とした将来人口についても計画を示しています。
第五次御殿場市総合計画の基本構想は、2026年度から2035年度までの10年間を計画期間としています。その中で「目標人口」が設定されています。
また、2026年3月に改定された「御殿場市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」では、将来の人口についての展望が示されています。
目標人口は、2030年に約82,000人、2035年に約81,000人とされています。
2026年4月末の人口は82,863人なので、2030年の目標人口との差は約863人です。
出典:御殿場市「第五次御殿場市総合計画」 / 御殿場市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン(令和8年3月改定版)
人口減少を「年齢別」に見ると、どこが減っているのか
人口全体の減少だけでは、御殿場市の人口構造がどのように変化しているのかは分かりません。
そこで、御殿場市統計書に掲載されている「年齢(各歳)別人口」をもとに、2017年3月31日と2024年3月31日の人口を5歳階級で比較しました。
| 年齢 | 2017年 | 2024年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 0~14歳 | 12,918人 | 10,010人 | -2,908人 |
| 15~19歳 | 4,514人 | 4,244人 | -270人 |
| 20~24歳 | 4,477人 | 4,542人 | +65人 |
| 25~29歳 | 4,937人 | 4,416人 | -521人 |
| 30~34歳 | 5,662人 | 4,457人 | -1,205人 |
| 35~39歳 | 6,277人 | 4,838人 | -1,439人 |
| 40~44歳 | 7,122人 | 5,506人 | -1,616人 |
| 45~49歳 | 6,655人 | 6,325人 | -330人 |
| 50~54歳 | 5,551人 | 6,690人 | +1,139人 |
| 55~59歳 | 5,015人 | 5,530人 | +515人 |
| 60~64歳 | 5,083人 | 4,789人 | -294人 |
| 65~69歳 | 6,116人 | 4,750人 | -1,366人 |
| 70~74歳 | 4,351人 | 5,408人 | +1,057人 |
| 75~79歳 | 3,963人 | 4,516人 | +553人 |
| 80歳以上 | 6,159人 | 7,571人 | +1,412人 |
特に目立つのが、0~14歳の減少です。2017年の12,918人から2024年には10,010人となり、2,908人、約22.5%減少しています。
また、30~44歳を合わせると、19,061人から14,801人へと4,260人減少しています。
一方、50~59歳は1,654人増加し、70~79歳も1,610人増加。80歳以上も1,412人増えています。(「増えた」のではなく、「人口規模の大きい世代が50代、70代へ移動してきた」面がある)
つまり、単純に「すべての年代が同じように減っている」というわけではありません。子どもや30~40代の人口が大きく減る一方、50代や70代、80歳以上では増えている年代もあります。
出典:御殿場市「御殿場市統計書(過年度web版)」 / 御殿場市統計書 平成29年度版 / 御殿場市統計書 令和6年度版
「人口が減った」という数字の中身を見る
2017年から2026年にかけて、御殿場市の人口は約7%減少しました。
しかし、その中身を見ると、日本人の人口減少が大きく進む一方で、外国人人口は増えています。
さらに年齢別に見ると、0~14歳や30~44歳などで減少が目立つ一方、50代、70代、80歳以上では増えている年代もあります。
人口減少という一つの数字だけを見るのではなく、「誰が減り、誰が増えているのか」まで見ることで、御殿場市で起きている人口構造の変化が少し見えてきます。

