近年、「生成AI」だけでなく、
アプリをまたいで自律的に動くAIが急速に進化しています。
それが――
AIエージェント(アプリ連携・自動化系AI)
■ AIエージェントとは何か?
AIエージェントとは、
複数のアプリやサービスを横断しながら、
- 情報を取得し
- 内容を理解し
- 判断し
- 次のアクションを実行する
までを自動で行う仕組みです。
単なる「自動化ツール」と違い、
AIが“考えて”処理する点が最大の特徴です。
■ 代表的なツール
1. Google のAI連携(Google Workspace)
Gmail・Googleスプレッドシート・Googleカレンダーなどを横断し、
「届いた請求書をまとめて」
「会議内容を整理して次のタスクに登録して」
と自然言語で指示するだけで、自動処理を構築できます。
2. Zapier / Make
数千種類のアプリと接続可能。
例:
- Gmail
- Slack
- Trello
- Salesforce など
条件に応じてAIが判断し、次の処理を自動実行します。
3. Microsoft Copilot Studio
企業専用のカスタムAIを作成可能。
社内データベースや業務システムと連携し、
社内問い合わせ対応を自動化できます。
4. AppSheet
プログラミング不要で、
AI機能付きの業務アプリを自社用に構築可能。
現場報告アプリや在庫管理アプリなども作れます。
■ 連携で実現できる具体的な業務効率化
① 問い合わせ対応の自動化
Gmail × Slack
届いたメールをAIが解析。
緊急度が高いものだけを要約し、Slackへ通知。
→ 担当者は「重要案件のみ」対応すればよい。
② 会議の振り返りゼロ
Google Meet × Googleカレンダー
会議終了後、
- 自動要約
- 決定事項抽出
- 次タスク登録
までを実行。
→ 「議事録を書く時間」が消えます。
③ スマホで現場報告
Google Lens × スプレッドシート
手書きメモや現場写真を撮影するだけで、
- 文字抽出(OCR)
- データ整理
- 自動保存
まで完了。
→ 紙文化からの脱却。
■ AIエージェントがもたらす本質的な変化
従来の自動化は
「決められた条件で動く」
ものでした。
しかしAIエージェントは
- 優先順位を判断し
- 内容を要約し
- 例外にも対応し
- 改善提案まで行う
ことが可能になります。
つまり――
「作業の自動化」から
「判断の自動化」へ
進化しているのです。
■ 今後の可能性
- 社内専用AI秘書
- 現場専用AI報告アシスタント
- 経営判断サポートAI
- 教育現場の個別支援AI
あらゆる業界で導入が進んでいくでしょう。
■ まとめ
AIエージェントは、
単なる効率化ツールではありません。
それは、
人間が本来やるべき創造的な仕事に集中するための基盤
です。
これからの業務効率化は、
「人が頑張る」から
「AIと連携する」へ。
その第一歩が、
アプリ連携型AIの導入なのです。

